Win95狂騒詩
単なるグチ(NT乗り換えに至った経緯)です・・(^^;; 


データを入力していて、ちょこっとマウスのボタンを押した瞬間
「ジャン!!」といういやな音。

よく耳にするが、とにかくいやな音だ。 
そして、画面の真ん中になにやら変なウィンドウが出てきた・・・

そう・・赤丸に×(バツ)マークのある、
毎度お馴染みの、あの忌々しいウィンドウだ。
「詳細」を見ると、「一般保護違反」
CPUのレジスタの中身の表示と、その下には訳のわからんバイナリコード・・・
そして、とどめの一撃と言わんばかりに、
それまで入力したデータをぜぇ〜んぶ忘れてくれた。


短気な私は、Win95のCD−ROMを机に投げつけたし、
(その時付いた小さなキズが残っている・・・)
キーボードをぶっ叩いて壊しそうになったこともある。
(いつもいつもこんなトラブルばっか起こしてくれたら、誰だってこうしたくなるよねぇ・・?)
俗に言う「キレた」瞬間だ。
一生懸命入力したデータが、いとも簡単に抹消されてしまったのだ。
しかも、1回や2回ではない。キレるのはごく自然な流れだろう。


しかも、これだけでは終わらないからさらにアタマにくる。


その後、気を取り直してアプリを再度実行させるが、何かヘン。
多重OPENしてないのに、ファイルがOPENできないとか、
マウスでクリックしても正常に反応してくれないとか・・・
パターンはいろいろあるが、
イマイチ、アプリが言うことを聞かないことがあるのだ。
そう・・OS自身がおかしくなっているのに、知らんぷりして
動いてやがったのだ。恐怖の「なまじ動き」をしてたのだ。
そのまま使っていたら、とんでもなく被害が広がったかもしれなかった。
(実際、被害が他に転移してしまったこともあった)

こーゆー場合、なまじ動いているより、
OSがハングアップして何も受け付けなくなってくれたほうがまだマシなのだ。
メモリ上のデータ破壊だけなら、リセットすれば復旧する。しかし、
変なまま動いていると、今度はディスク上のデータまで壊しかねないからだ。
そーなったら、本当にオダブツだ。

オダブツになっても
フォーマットして再インストすれば直るが、その代償はあまりにも大きい。
バックアップとっとけ!!
とか言われそうだが、相手はギガバイト級のディスク(HDD)だ。
丸ごとバックアップなんぞ簡単にはできやしない。
何枚もメディアを使うようなやりかたは、イマイチ信頼できない。
HDDが弱いから、わざわざ別のメディアにバックアップするのに、
別のHDDに丸ごとバックアップなんて論外だ。それにHDDだって
安くなったとは言っても、手軽にバックアップのために使えるほど安くない。
バックアップ用のMT装置(8mmやDATなど)は非常に高価だし。 

設定情報やデータだけでも退避しやすいように・・と
1箇所のフォルダにまとめようとしても、
アプリによっては、それさえも許してくれないことがある。

八方ふさがりだ・・・

ある時、いつもいつもこんなことを繰り返しているのに嫌気がさした。

ユーザー側の対策にも限界がある。とにかく、OSに安定してもらうしかない。


そして、とうとう1998年の前半、
Windows NT4.0 Workstation
に乗り換えを開始。
間違っても95の後継の「Win98」なんて絶対買うもんか!!って心に決めた。


そして、今
殆どのアプリが、NTへの移行を完了。途中、トラブルもいろいろあったが・・・

で、NTが落ちないか?というと、答えはNOだ。残念ながら、落ちることはある。
しかし、95とは比べ物にならないくらい安定していることは間違いない。
なまじ動きもない。
今まで、一般保護違反で落ちまくっていたアプリたちも、
本当に、信じられないくらい素直に動く。

 今までの一般保護違反とのデスマッチは一体なんだったのだろうか?

キーボードをぶっ叩いたことも、CDを投げつけたことも、もう過去の想い出となった。

そして、うちでは、Win95は、
それでしか動かないアプリのためだけに存在することとなった。
(ゲームとかね)


おわり


グチに付き合ってくれて、どうもありがとう(^^)

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